【爆買い！】 青磁大皿の復元的焼成研究　13世紀〜14世紀の龍泉窯陶磁技法　　平成16年ー平成18年度　研究成果報告書　陶磁技法龍泉窯青磁磁土宋代青磁 陶芸

◆目立つ痛みなく状態良好です。現代の茶陶／林屋晴三(著者)。

◆概要
初年度は龍泉窯関係現地調査、胎土、青磁紬の化学分析、成分分析を実施した。永楽善五郎／永楽善五郎 (著者)。中国故宮博物院・出光美術館所蔵の宋、元、明代の青磁大皿の形状、寸法とその焼成法の調査、文様の模写を実施した。石膏技法　 正しい石膏の使い方 ■美術出版社　新技法シリーズ 134　 柳原 明彦。
次年度は復元的大皿制作、釉薬調合試験を実施した。辻村史朗コレクターズ作品集　The beauty of imperfection 図録。その試料分析結果に基づいた胎土調合と青磁紬調合試験と現代の龍泉窯の胎土、青磁紬を使用し、復元焼成を試みた。日本陶磁 出光美術館蔵品図録/出光美術館(編者)。素地、釉薬を日本の原料で調合制作し、実際の器物に施粕、焼成実験を実施した。七宝工芸　CLOISONNE　限定版no.93　金属と硝子の結合による造形と色彩　 富家貞行　日本七宝美術工芸会　1968　昭43。
最終年度は中国龍泉窯にて故宮博物院所蔵の宋、元代青磁大皿、東京芸術大学においては250種類の青磁釉の調合と焼成試験、出光美術館所蔵の青磁大皿の復元的制作実施した。陶芸を学ぶ(2) 表現の多様性:器からクレイワーク、環境陶芸まで 美と創作シリーズ/京都造形芸術大学(編者)。
研究成果は、龍泉窯にて制作した宋代『龍泉刻花皿』元代『龍泉赭石回魚皿』青磁大皿4枚、青磁香炉他約20点を焼成し、東京芸術大学では『青磁貼花四魚文鉢』『青磁刻花仙桃文皿』『青磁貼花四魚文鉢』など復元的制作約20点、合計40点の復元的焼成と250種類の青磁紬試験片と其の焼成結果と3種類代表的な青磁釉を作成した。【古書】尾形乾山自筆 陶法伝書「陶工必用」〈函入り/和本＋解説書〉◆大和文華館/1964年。
中国龍泉窯における龍窯、厘、ック等の窯道具を作る耐火土は当時最も必要とされている原料であった。陶遊　1～72・138　雑誌72冊＋1冊セット（2000～2005年・2013）　陶芸 雑誌。龍泉窯周辺に5大耐火土鉱があり、それらの窯道具によって、元代の大皿の焼成が可能になり世界に伝播したことが判明した。k13-034 基礎技法講座 3 陶芸の用具と使い方 美術出版社。
龍泉地域の磁土は未風化磁土、風化磁土があり、乾燥素地は手で粉状にすることができるくらいに軟らかく彫文に適している磁土で、磁土は主に硅石、カオリン、雲母などが含まれている。72156/創作陶画資料 4冊セット 北大路魯山人篇(上) 富本憲吉篇 1-3 美乃美 二重箱入り 大型本 限定発行 定価11万円 陶芸 陶磁器 絵付 文様。素地、釉薬とも紫金土を使用しており青磁の発色、焼成に重大な影響を与えている。練込・陶芸技法を極める 陶土から磁土まで 秘技公開 室伏英治 誠文堂新光社 中古 陶器 芸術 1F027。
1000度前後で素地と粕薬の原料を焼成してから調合しており、青磁釉の厚掛けに起因する釉のはがれなど防止しており大変効果的な方法で大量生産を可能にしていたことは新知見である。元代と明初の染付・釉裏紅 紀州文化振興会所管 陶磁図鑑3/一色崇美【著】。