《Beneath the Oak (椎本)》 Though with this caveat, he encouraged replies. It was Nakanokimi who set them down. Oigimi was much too cautious and deliberate to let herself become involved in the least significant of such exchanges. The prince, ever deeper in melancholy, found the long, uneventful spring days harder to get through than other days. The beauty and grace of his daughters, more striking as the years went by, had the perverse effect of intensifying the melancholy. If they were plain little things, he said to himself, then it might not matter so much to leave them in these mountains. His mind ran the circle of worries and ran it again, day and night. Oigimi was now twenty-five, Nakanokimi twenty-three. It was a dangerous year for him. He was more assiduous than ever in his devotions.
英語訳文(英文)の出典:『The Tale of Genji』 Edward George Seidensticker(エドワード・ジョージ・サイデンステッカー)コロンビア大学教授(2007年没)
自筆「源氏物語」の「椎本(しいがもと)」の巻は、禁裏(京都御所)において書かれたものです。済斎詩鈔・乾坤/山田準・山田済斎・明治-昭和時代前期の漢学者/非売品/昭和15年/山田方谷の孫娘と結婚・陽明学研究の王学会を主宰/和装本。
自筆「源氏物語」の筆者である「大炊御門宗氏(おおいのみかどむねうじ)」は、室町時代の第103代天皇である後土御門天皇(ごつちみかどてんのう)の曽祖父です。橘守部詠 橘冬照選『橘守部家集』(全3巻揃/合本1冊)嘉永7年後跋 椎本蔵板 江戸時代和本(明治刷)橘守部歌集 国学者。
したがって、出品した自筆「源氏物語」は、天皇の曽祖父の貴重な自筆です。『古文書・中山大納言様上書ほか』肉筆写本 中山忠能 幕末の公家宮中政治家。大炊御門宗氏の長男・信宗の娘が大炊御門信子(のぶこ)であり、信子は後花園天皇の寵愛を受け准后として御所に居住し、皇子を生み後に第103代後土御門天皇として即位し、信子は生母・皇太后となる。芸州藩射芸書・3冊/樋口臥龍/羽田正夫氏秘蔵・廣島藩射芸書・文政11年の復刻・昭和12年/日置流射技諸学式・射技業目録・弓法故実目録註。現在の今上天皇と系譜がつながっている。古文書 会沢正志斎 書簡 水戸藩士 (レターパックライト発送)。
関白・近衛基熙(このえ もとひろ)は、後水尾院(第108代後水尾天皇)の皇女・常子内親王と結婚。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 八張弓 弓之惣 太平弓 一番太平弓 大刀雄之明神 古文書。二人の皇女・熙子(ひろこ)は、甲府藩主・徳川綱豊と結婚。【真作】 上原勇作 龍岡篤敬宛書状 残暑~ A-145。綱豊は、のち第六代将軍・徳川家宣となり、熙子(ひろこ)は将軍家宣の正室となった。落合芳幾木版画装『古今実録佐野義勇伝』(全2冊揃)明治17年刊 江戸時代の剣豪佐野鹿十郎逸話集 明治時代和本 浮世絵・錦絵。近衛基熙は、千利休の孫・千宗旦との茶会の交流(下記に掲示)で知られると同時に、第111代・後西院天皇や後水尾天皇を主賓に迎え茶会を開催。【明治32年 富岡永洗木版『新婚旅行の図』付き 旅行案内 日用百科全書 第14編 大橋又太郎 編 博文館 検】芸術美術古写真古書歴史資料骨董。茶会の際、基熙が所蔵する藤原定家・自筆の「定家色紙」を持参した記録がある。軍事資料★「通信所日誌」明治36年9月18日ー23日 鶴原通信所 広島湾 呉要塞砲兵連隊便箋。基熙は、他にも朝廷・幕府の間で茶会を何度も開催した記録が残っている。徳用食鏡。(資料の記録は下記に掲示)
出品した「源氏物語」は、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」の自筆です。南磨綱紀編『内国史略』2種セット 明治時代和本 日本史書 銅版画地図入 古地図。
自筆「源氏物語」の書の特徴から高松宮系統と称されるものです。内田正雄纂輯『官版輿地誌略』(7巻5冊=亜細亜洲3冊+欧羅巴洲2冊)明治7~10年序 文部省印行 明治時代ボール表紙本 折込古地図多数入。「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、少なくとも応永五年から8年間にわたり書かれていることがわかる。f240502008〇彩色木版画 広重 富士三十六景 東都あすか山 東京都北区王子 アダチ版画研究所 昭和50年〇和本古書古文書。このため後醍醐天皇の宸翰(しんかん・天皇自筆)にかなり近い年代に書かれていることがわかる。オリュンポス ねじまき少女 恐怖の存在 キルンピープル クラーケン 宇宙飛行士ピクルス物語 ハヤカワ文庫 17冊セット 送料無料。また、各巻ごとの書かれた年については不明。富岡鉄斎旧蔵書(蔵書印2顆・自筆箋付)五十嵐篤好『天朝墨談』(全5冊揃)安政6年青藜閣梓 江戸時代和本 書道論。従って、応永五年とは、書き始めの年である。堀川院百首。また、落款から、後年、近衛基熙(1648~1722)の所蔵となり、時代が下って、松平不昧公の手にわたり、正室・方子の所蔵となったものである。f240502003〇彩色木版画 広重 富士三十六景 東都数奇屋河岸 東京都中央区 アダチ版画研究所 昭和50年〇和本古書古文書。近衛家で永く保存されておりましたので、保存状態は極めて良好です。酒井抱一筆 俵屋宗達筆童子採菊之圖鑑定書 文化九年十一月廿二日。
大炊御門家は、平安時代末期摂政関白藤原師実の子経実・治暦4年(1068)~天承元年(1131)を祖として創立された。淺智露 (武具 鎧など) 鏡嶋源養正著。大炊御門北に邸宅があったため「大炊御門(おおいみかど)」を称する。【難あり】『国菓図鑑 限定五百部』/昭和10年/寺田一夫/西宮書院/Y11422/fs*24_4/34-05-1A。初代、経実の子経宗は平治の乱で平清盛方の勝利に貢献。松本楓湖編『日本画譜』(全2冊揃/木版画16枚)渡辺省亭 永峰秀湖 川端玉章 橋本雅邦 岸竹堂 小林清親 荒木寛畝 瀧和亭 菅原白瀧 跡見玉枝。また、二条天皇の外戚として勢威をふるい、左大臣に昇った。美濃飛騨両国地理明細新全図 川瀬善一編。出品した「源氏物語」の筆者・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)は、大炊御門家13代の当主で南北朝時代から室町時代前期の公卿。写本 駒田隼人恨晴秘録 宝暦11年 武術活劇 武士 検)歌舞伎浄瑠璃江戸時代古書和書古本古文書 NS。応永5年(1398年)に従三位となり公卿に列する。和本 道二翁道話四篇巻中、道二翁道話二篇巻下、2冊セット 寛政8年(1796年)頃 須原屋茂兵衛。備前権守、参議、権中納言、権大納言などを歴任し、応永27年(1420年)に内大臣に昇任した。【安永年間 肉筆刀釼秘傳書】 巻物表装・誂え箱付き 改元歴史資料 L0705D。
旧・所蔵者の近衛基煕は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』(いっきしょう)を著(あらわ)しております。工藤左衛門冨士日記 作者竹田出雲 享保一三年初演。炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに出雲松平家に伝わり、松平治郷の正室・方子が鑑賞していたものです。選挙論 江口三省 小松三省 明治22年 土佐藩 高知県 戦前 政治 明治大正 古書和書古本 Y。近衛基熙が所蔵する自筆・「源氏物語」の中で、最も美しく繊細な筆致で記された平安時代の文字に最も近いとされております。f240502006〇彩色木版画 広重 富士三十六景 東都両ごく 東京都墨田区両国 アダチ版画研究所 昭和50年〇和本古書古文書。数ある自筆「源氏物語」の中で、第一級品と称される貴重な自筆です。山内香雪鉤纂『本朝名家手簡』(6冊)天保12年跋 天寧閣蔵板 江戸時代和本 服部南郭 伊藤東涯 新井白石 貝原益軒 千利休 狩野探幽 白隠ら。
出品した「源氏物語」は椎本(しいがもと)の内容の要旨
「椎本」(しいがもと)の巻は、『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。【35冊】和本「唐詩選画本」小林新兵衛 葛飾北斎 画狂老人卍 嵩山房 高井蘭山 杉田金助 五言絶句 五言律・排律 七言律 全7編帙入り。二月二十日ごろ、匂宮(今上天皇の皇子)は初瀬詣で(長谷寺参詣)の帰りに宇治の夕霧(源氏の君の長男)の別荘に立ち寄る。古書 古本 書箱付 *御文章 御文 浄土真宗本願寺 親鸞聖人 *玉葱文 内側 金箔 *釋闡如 大谷光暢 貴重 資料 歴史 宗教 仏教 仏典 古文書。宇治の八の宮の姫君たちに関心があったからだ。唐衣橘洲『狂歌初心抄 完』寛政2年序 耕書堂刊 江戸時代和本。匂宮は薫や夕霧(源氏の君の長男)の子息たちと碁や双六をしたり琴を弾いたりして楽しんでいる。息災護摩 正徳4年 仏教 江戸時代 検)仏陀空海古書和書古文書古本浄土宗浄土真宗真言宗天台宗密教護摩江戸期 ND。宇治川を挟んだ対岸にある八の宮邸にもそのにぎやかな管弦の音が響き、八の宮は昔の宮中での栄華の日々を思い出さずにはいられない。【豪華複製版】嵯峨本徒然草 上下巻2冊組◎奥山春枝 鈴木尚美社 影印本 1934年(昭和9年)発行。翌日、八の宮から薫に贈歌があり、それを見た匂宮が代わりに返歌をする。5 古文書 模写 写し 写本 千葉県令 申上書 市町村 沿革 明治維新 肉筆 木更津 江澤潤一郎。匂宮は帰京後もしばしば宇治に歌を送るようになり、八の宮はその返歌を常に中君に書かせるようになる。N23020614○太政官布告 明治8年○宮内省中典医侍医馭者雑掌を廃し 宮内庁中新置官等表の官を置く太政大臣三条実美 熊谷県○和本古書古文書。年の暮れの雪の日、宇治を訪れた薫は大君と対面し、匂宮と中君の縁談を持ち上げつつ、おのが恋心をも訴え、京に迎えたいと申し出るが、大君は取り合わなかった。長野県満州開拓史 3冊セット。翌年の春、匂宮の中君への思いはますます募るようになり、夕霧の六の君との縁談にも気が進まない。f240502011〇彩色木版画 広重 富士三十六景 鴻之臺戸根川 千葉県市川市国府台 アダチ版画研究所 昭和50年〇和本古書古文書。また、自邸の三条宮が焼失した後始末などで、薫も久しく宇治を訪ねていない。芹澤文平『芙蓉霊峰名所写真帖』大正4年 宝永ホテル刊 大正時代の富士山写真集 富士山六合目「宝永山荘」。夏、宇治を訪れた薫は、喪服姿の姫君たちを垣間見て、大君の美しさにますます惹かれてゆくのであった。傳信州中野鈴泉寺町田謙齋(湘湖)資料。
原本自筆上部に「升天入地求之遍」【天に升(のぼ)り地に入りてこれを求めること遍(あまね)し】という漢詩文の落款が押捺されている。大日本法律規則類編 上下巻セット 明治19年 戦前 法律法学 六法全書 明治大正 古書和書古本 P。この漢詩は「白楽天」中の有名な一節である。鳥井正之助編 大庭新八翻刻『一筆漢画』(全4冊揃)明治14年刊 中国光緒年間の草花画手本帖の和刻本 彩色木版画譜 明治時代和本 中国美術。漢詩のは「天に昇ったり地に潜ったり、あまねく楊貴妃の魂を尋ね求め」という故事に由来する。石田玉山『国姓爺忠義伝 前編』(全十三巻十三冊揃)文化元年 柏原屋源兵衛他刊 江戸時代和本 読本 絵本国姓爺忠義 中国史 浮世絵師絵入本。椎本の原文の中に匂宮の「おちこちの汀に波はへだつともなほ吹きかよへ宇治の川風」とい和歌がある。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 書状 古文書。これは、匂宮と中の君の間を歌い「私たちの間に隔つとも宇治の川風よ私たちを親しくさせてください」と意味で、楊貴妃の魂を尋ね求める」ことにも通じる。溝口竹亭『俳諧をだまき綱目大成』(全二巻揃・合本一冊)宝暦11年 田中庄兵衛刊 江戸時代和本 俳諧をだまき綱目 俳句 俳諧書 俳書。紫式部が「椎本」を書くに際し、「白楽天」の漢詩を読み理解し共鳴していることがよくわかる。1914年 栄華物語 与謝野晶子 中澤弘光絵 金尾文淵堂 彩色挿絵多 検索⇒木版画家 絵本 木版摺 洋画 日本画 浮世絵 陸軍美術協会 曾山幸彦。詳細な理由は下記説明欄に記載
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。f240502025〇彩色木版画 広重 富士三十六景 東海堂左り不二 静岡県富士市依田橋 アダチ版画研究所 昭和50年〇和本古書古文書。)
大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧蔵の来歴については下記「説明欄」に記載
《「源氏物語」椎本(しいがもと)の巻》
「椎本」の巻は英文で「The Eastern Cottage」と表記されます。竹久夢二木版画装『中山晋平曲 童謡小曲』(2冊=第15,17集) 昭和5年 山野楽器店刊 北原白秋・野口雨情・西條八十ら歌詞。
《自筆上部の原本自筆上部に原本自筆上部に「升天入地求之遍」【天に升(のぼ)り地に入りてこれを求めること遍(あまね)し】という漢詩文の落款が押捺されている。詠史百首 大沼枕山 明治期 和歌 短歌 詩学 戦前明治大正古書和書古本 NK。この漢詩は「白楽天」中の有名な一節です。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 毛利 古文書 書状。》
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。『文政再版 続江戸往来』森屋治兵衛刊 江戸時代和本 往来物 江戸案内書 絵入本。)
「自筆原本」
自筆右下の上の印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子と娘・幾千姫(玉映)の落款。聖戦美術/陸軍省情報部/非売品/支那事変二周年記念日/昭和14年/小磯良平・向井潤吉・川端龍子・橋本関雪/荒木貞夫題字/和装本/戦時資料。
《自筆上部の原本自筆上部に「升天入地求之遍」【天に升(のぼ)り地に入りてこれを求めること
遍(あまね)し】という漢詩文の落款が押捺されている。ちりめん本 日本の芝居 寺子屋・朝顔 Japanische Dramen Terakoya und Asagao 独語 長谷川武次郎 カール フローレンツ。この漢詩は「白楽天」中の有名な一節です。●俳諧書●『誹諧御傘』全10巻5冊揃い 俳諧御傘 松永貞徳著 俳諧式目 作法書 帝畿宣風坊書林●古書 和本 江戸時代 俳句。》
《原本中の凹凸はストロボの影響によるものです。永井荷風『葛飾土産』限定300部 昭和25年 中央公論社刊。》
自筆下部の印は出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)の落款(印譜)
自筆が「古切」とされたのは江戸時代。頼山陽『校刻日本外史』(全12冊揃)明治18年 大日本帝国海軍軍艦・富士山艦旧蔵書(印記「富士山艦印」)明治時代和本。古切に至る詳細な経緯は下記「希少価値欄」に記載
(1)・自筆の「原文の読み下し文」は次の通りです。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 毛利 古文書 書状。
《「源氏物語」椎本(しいがもと)の巻》
《「升天入地求之遍」【天に升(のぼ)り地に入りてこれを求めること遍(あまね)し】
という漢詩文の落款が押捺されている。梁川星巌『星巌集』(全12冊揃)天保12年 河内屋茂兵衛他刊 江戸時代和本 漢詩文集 漢詩集。この漢詩は「白楽天」中の有名な一節である。【昭和49年覆刻・限定500セット「古文書時代鑑(上)」】東京大学史料編纂所編/定価20万円/。》
《匂宮(今上天皇の皇子)・薫の君と宇治八の宮の姫君(中の君・大君)の物語》
《匂宮(今上天皇の皇子)、初瀬詣での帰途に宇治に立ち寄る》
《薫の君、匂宮(今上天皇の皇子)の迎えに八の宮邸に来る》
《匂宮(今上天皇の皇子)と中の君、和歌を詠み交す》
《すさひな》・・・めり」と、そゝのかしたまふ時々、
中の君そ聞こえたまふ。J24021702〇茶家好古集覧 全1冊 須原屋茂兵衛他板 花押 千利休 織田信長 豊臣秀吉 古田織部 細川幽斎他 嘉永7年〇和本古書古文書。姫君は、かやうのこと、
戯れにももて離れたまへる御心深さなり。■『白波五人男』神奈川縣平民・市川かめ翻刻。明治21年初刷。ボール表紙本。文事堂發兌。■御存知「歌舞伎十八番」の伊達男が勢揃い。。
いつとなく心細き御ありさまに、春のつれつれは、
いとゝ暮らしかたく眺めたまふ。法然説 洞空増註『難遂往生機并四障四機種種念仏往生機』貞享2年序 秋田屋五郎兵衛刊 江戸時代和本 仏教書 仏書 浄土宗開祖。ねひまさりたまふ
御さま容貌とも、いよいよまさり、あらまほしくをかしきも、
なかなか心くるしく、「かたほにもおはせましかは、
あたらしう、惜しき方の思ひは薄くやあらまし」なと、
明け暮れ思し乱る。「武井武雄 刊本作品友の会 頒布記念パーティー敷紙」25枚セット 1967-1983年作 木版画多数 豆本 懐紙。
姉君二十五、中の君二十三にそなりたまひける。【戦前書籍/和装本】限定2000部 藤懸静也「浮世絵の研究」上中下3冊 昭和18年 雄山閣刊/岩佐又兵衛/師宣/鳥居流/遊女絵/絶版希少/貴重資料。
《第五段 八の宮、娘たちへの心配》
宮は、重く慎みたまふへき年なりけり。元老・重臣・官僚・華族 野依秀市 秀文閣版 昭和9年11月発行 初版。
ものこゝろ(心)ほそ(細)くおほ(思)して、
御をこな(行)ひつね(常)・・・《よりもたゆみなく》
(文責・出品者)
「原文の読み下し文」は、読みやすいように「通行訳」としております。古文書 書簡 五島耕畝 香山基宛て 封筒付き 茨城県 日立市 中里村 日本画 歴史資料 (レターパックライト発送)。
《「源氏物語」椎本(しいがもと)の巻》
《匂宮(今上天皇の皇子)・薫の君と八の宮(桐壺帝の皇子・朱雀天皇の皇太子)の姫君(中の君・大君)の恋物語》
《匂宮(今上天皇の皇子)、初瀬参り(長谷寺参詣)の帰途、宇治・八の宮邸に立ち寄る》
《八の宮(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子)匂宮(今上天皇の皇子)と薫の君を歓待》
《八の宮(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子)姫君(大君・中の君)の将来を案じる》
《八の宮(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子)も、
(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子)「やはりご返事はおあげなされ。皇国開闢由来記・日本国開闢由来記・4冊/指漏漁者編・国芳画/絵入和本。
特に懸想めいたお手紙といったお扱いはすまい。北満風土雑記/三上次男/昭和13年/歴史考古民族等諸學の研究者に歡迎されることは勿諭一般讀者も北満跋?の雄圖が勃として胸裡に湧起する。
なまじそうするとかえって気を持たせる種にもなりましょう。御伝鈔演義 抜書 上中下揃 江戸時代 浄土真宗 親鸞 検)仏教仏陀浄土宗真言宗天台宗日蓮宗空海法然密教 戦前明治大正古書和書古文書古本 NT。
まったく色恋事にご熱心な親王ですから、ここにこうした娘がいるとお聞きになると、
そのままにはすまされぬ、それだけのお戯れ》・・・・・なのだろう」
と、ご返事をお勧めになる折々は、中の君が
兵部卿宮(今上天皇の皇子・匂宮)にご返事申される。1930年代中国 看板 招牌 幌子 検索:銭荘 当舗 図譜 藝姐 廣告牌 支那 茶館 戯院 酒楼 青楼 武館 作坊 租界 銀号 煙館 書局 薬舗 老照片賭館。
姫君(大君)のほうは、こうした贈答には冗談にも手をお出しにならぬご用心深さである。中村正蔵『日本外史新論』(全2冊揃)明治16年 成美書堂(岐阜)明治時代和本 頼山陽。
八の宮(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子)は、いつと限らず心細いお暮しぶりで、
春の日長の所在なさには、ひとしお時を過しかねて物思いに虚けていらっしゃる。江戸時代 和書『磐溪小稿』 大槻清崇 紫薇園蔵 文政10年 1827年。
しだいにご成人なさる姫君(大君・中の君)たちのお姿やお顔だちなどが、
いよいよすぐれて申し分のないお美しさであるにつけても、かえっていじらしい。影宋本 備急千金要方(千金方)孫思邈 医学書(複製)和綴じ本(和本)35冊揃 昭和49年 限定500部 タトウ箱 毎日新聞社 専門書 s22042403。
もしもこれが不器量でもいらっしゃるのだったら、もったいなく、こうして埋れさせるに
しのびないといった思いは浅かろうに、などと明け暮れ胸を痛めておいでになる。楽翁 松平定信書幅。
姉君(大君)は二十五歳、中の君は二十三歳になっていらっしゃるのだった。厩馬新論 卑牧子較評。
八の宮(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子)は今年、重い厄年にあたって
いらっしゃるのだった。【洛座】明清名家書法大成 全八巻 本 初版 1993 定価 126,000円 <古本 呉昌碩 王鐸。
なんとはなしに心細いお気持になられて、ご修行を常・・・・・《日ごろにもまして怠りなくお励みになる。f24022007〇証印税金差出帳 能筆 明治新政府事業の一環新潟県が率先 地券証 新潟県 県令 楠本正隆 明治6年 越後国蒲原郡夏井村 現北蒲原郡。》
備考・
美しい大君と中の君の二人の姫君の父・八の宮は、桐壺天皇の皇子であり、朱雀天皇の弟で皇太子でもあった。ビンテージ 当時物 修養全集 処世常識宝典 11 大日本雄辯會講談社 昭和四年発行 中外印刷 非売品 レトロ 希少書 アンティーク 古書。本来なら次期天皇と目されていたが政変により都を離れ宇治に住む。f240502004〇彩色木版画 広重 富士三十六景 東都佃沖 東京都中央区佃 アダチ版画研究所 昭和50年〇和本古書古文書。
現代語訳の出典・「源氏物語」小学館刊・阿部秋生・東大名誉教授(1999年没)
備考・出品した自筆は、大炊御門宗氏・自筆で近衛基熙の旧・所蔵になるものです。続近世畸人伝■和本■全5冊揃い■落丁なし■三熊花顛■伴蒿蹊■寛政10年(1798年)刊■続近世奇人伝。
《Beneath the Oak (椎本)》
Though with this caveat, he encouraged replies.
It was Nakanokimi who set them down. Oigimi was much too cautious and
deliberate to let herself become involved in the least significant of such exchanges.
The prince, ever deeper in melancholy, found the long, uneventful spring
days harder to get through than other days.
The beauty and grace of his daughters, more striking as the years went by,
had the perverse effect of intensifying the melancholy.
If they were plain little things, he said to himself, then it might not
matter so much to leave them in these mountains.
His mind ran the circle of worries and ran it again, day and night.
Oigimi was now twenty-five, Nakanokimi twenty-three.
It was a dangerous year for him.
He was more assiduous than ever in his devotions.
英語訳文(英文)の出典:『The Tale of Genji』
Edward George Seidensticker(エドワード・ジョージ・サイデンステッカー)コロンビア大学教授(2007年没)
《柯根(椎本)》
八王一直度送孤独的生涯。竹久夢二木版画装『中山晋平作曲 新作小学童謡』(2冊セット=第1,3編) 昭和2-3年 京文社刊。春日,
更寂寞无聊,常恨日暮,愁思越来越多。古文書 書簡 横山大観 書簡3通 宮坂捲雄宛 封筒付き 日本画 歴史資料 (レターパックライト発送)。
位女公子年越,姿色越增,
竟成了个色美人。岩垣松苗・菊池純(菊池三渓)編『国史略』(全十五冊揃)明治11-13年 藤井孫兵衛刊明治時代和本 日本史。反教八王增加痛苦,
他想:“倒不如得丑些,那埋没在山里也不大可惜,
我的痛苦或可少些。f240502032〇彩色木版画 広重 富士三十六景 甲斐犬目峠 山梨県上野原市 アダチ版画研究所 昭和50年〇和本古書古文書。”他此日夜。即決 天文暦学書、明治期和本1898~1912(明治30~45)年15冊合冊『太陽暦 略本暦 おばけ暦』八卦、卜占、陰陽師 、二十八宿、略本暦。
此大女公子二十五,二女公子二十三。獨鶴(知影)著 岡崎元軌序『独鶴詩集』(全2冊揃)文政7年刊 京都光隆寺の僧知影の漢詩集 江戸時代和本 本願寺派資料。
命里算来,今年是八王厄最多的一年。即決1857年安政4年『仮題 鯰絵暦指南書』陰陽師アンティーク天文暦学書、暦指南、八卦、卜占、江戸期和本、 Planisphere, Celestial atlas。
他很担心,念佛比往常更勤了。近世木活字本 渋井徳章記 近藤忠質訳『責而者艸 前編』(4冊=巻七~十)江戸時代和本 歴史随筆集 史書。
中国訳文の出典:『源氏物語(Yunsh wy)』
豊子愷(ほうしがい)中国最初の「源氏物語」翻訳者(文化大革命で没)
注記・中国語の文字の一部がシステムの関係で反映されない場合があります。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 書状 小笠原 古文書 書状。この場合、落札後に正確な中国語の文字を記載した中国語訳文を交付いたします。書簡 小川芋銭 富取風堂宛て 古文書。
左の写真が「源氏物語」椎本の巻の末尾(原本番号38-B)の押印。光琳百図 亀田鵬斎序 谷文晁序 酒井抱一編 2冊 前編後編 博文館。
写真一番左下の角印が仙台藩の家紋印(竹に雀)
家紋印の上の2つの印は仙台藩第五代藩主・伊達吉村の正室(冬姫)。軍事的に見た欧州情勢 昭15 日本外交協會秘密文書 ガリ版 旧日本軍 大日本帝國海軍太平洋戦争空軍海軍航空隊軍艦兵法戦自衛隊戦前NY。冬姫は内大臣・通誠の養女。送料込み、1727年刊。江戸時代の和本「田舎荘子」全4巻、江戸中期の滑稽本、著者は佚斎樗山。
冬姫は通称。新居帖 全4冊◆頼山陽、桃花庵、明治9年/u167。正式な名は伊達貞子。欧州大戦史の研究・11冊/陸軍大将杉山元/昭和12年/石田保政が七年有余に至る陸軍大学校在職間心血を打込んで講義した欧州大戦史一部の収録。左端の写真は「椎本の巻」末尾の拡大写真。C61-063 大岡仁政録 八 九 全体的に汚れ・折れ多数有り レトロ。
上の篆書体は、「升天入地求之遍」【天にのぼり地に入りてこれを求めることあまねし】の押印。二大漢籍国字解 全12冊揃/早稲田大学出版部/92823。
篆書体の左の二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)と娘・玉映の落款
写真右上の2つの印は仙台藩医・木村寿禎の落款
右端の写真上は仙台藩主(伊達家)正室一覧表の表紙。f24022101〇古文書 村庄屋 名主 約140年間の記録資料 田方名寄帳 元文5年(1740)~明治10年迄 (1877) 井草宿 埼玉県比企郡川島町。表紙の下は一覧の拡大写真(仙台市立博物館・刊行)
(奥書は、令和2年11月29日に蔵の中の桐箱から発見されたものです。清水了随纂輯『油断大敵 一名心のせめ 全』明治12年 思誠堂蔵版/うさぎ屋誠刊 狂歌集 明治時代ボール表紙本。)
(出品した自筆の「断層画像写真」(椎本の巻)MRI 46―6B
自筆二つの印のうち上は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)」、上は娘の幾千姫(玉映)の落款。導水瑣言 岸田吟香自筆書寫本(二五歳) 楽善堂主人寫 安政五年春三月寫。
「源氏物語」「椎本の巻」主人公・椎本の資料
下記写真は、「源氏物語絵巻」の中に描かれる大君・中の君の姫君と匂宮と薫の君。矢谷房子編『婦女手紙の文』明治37年文陽堂刊 明治時代和本 女性向け書簡例文集。
「源氏物語絵巻 」椎本(大分美術館所蔵)舟に乗り、楽器を弾きながら
八の宮邸に向かう匂宮(今上天皇の皇子)と薫の君。1925年 初拓 張猛龍碑 検: 碑帖 拓本 墨拓片 原拓 漢碑刻 法帖 北魏碑 珂羅版 支那 法書道 善本 篆刻 印譜 唐本 漢籍 王羲之 石門頌 羅振玉。邸の中は大君と中の君
「近衛基熙の肖像」「後西院天皇主賓の茶会の記録」
1番上の写真は、第103代後土御門天皇と曽祖父・大炊御門宗氏の系図(公家事典303頁)
2番目の写真は「額縁裏面」に表記されるラベル。小堀遠州自筆書状幅 永井尚政宛。2番目の写真は近衛基熙の肖像(陽明文庫・所蔵)
3番目の写真は、第107代後陽成天皇の曾孫・近衛基熙の天皇家・近衛家略系図
4番目の写真は、天皇家・近衛家略系図の出典(淡交テキスト「茶会記」に親しむ・7)平成29年7月淡交社・刊行
源氏物語「椎本」原本に記されております。尾張志・8冊/尾張藩最初の藩撰地誌・張州府志をもとに国号・御城・郭内外市井・産物・神社・城跡・川橋・人物・寺院・古跡などを収録。紫式部が「椎本」を書くに際し、「白氏文集」の漢詩を熟読したうえで「源氏物語」の「椎本の巻」を書いていることがわかります。劉向列女伝。この原詩の言葉の引用は、「椎本の巻」に用いられていることで広く知られている。村田峰次郎編「長周叢書」12冊セット 明治24-25年 稲垣常三郎刊 明治時代和本(和装活字本)防長関係文献 周防国 長門国 山口県郷土史料。紫式部がこの原詩に親しんでいたと推定されている。ジャングルブック 菊地寬編。
「升天入地求之遍」【天に升(のぼ)り地に入りてこれを求めること遍(あまね)し】という漢詩文の落款が押捺されている。送料込み、1790年,江戸時代の家庭の医学の和本「広恵済急方」全3巻、1巻少し糸ほつれ。多紀元簡。挿絵数十有。。この漢詩は「白氏文集」に由来するものです。半化房(高桑闌更)『誹諧道志るへ』安永8年 須原屋茂兵衛他刊 江戸時代和本 俳諧書 俳書 俳句。
つまり、原文の内容に関する漢詩の落款を押捺しているのは、茶会における床の間の「掛け軸」(かけじく)を拝見(はいけん)の際に、茶会を主催する亭主が、客に「最高のごちそう」を振る舞うために披露したものです。横山蘭蝶(津田蘭蝶)『断香集』文政9年序 絳雪吟窩蔵版 漢詩集 江戸時代和本 金沢の女性漢詩人 石川県金沢市郷土資料 横山政孝 横山致堂。茶会の際に落款に記された由来を知った客が広くそのことを社会に広めたために結果的に、多くの茶会に開催される「最高のごちそう」として原文に関係する漢詩の落款を付したものです。垤甘度爾列氏植物自然分科表 田中芳男譯。「落款」の漢詩の由来を待合において説明する際に、長い時間を要し、茶会における貴重な時間であったと推定されております。古文書●900年頃と江戸末期 有名人4人の書 菅原道真の書(孝教)に頼山陽の入手経過そして藤田東湖の署名と徳川斉昭の冒頭の書 230307。
出品している書の「断層(MRI)写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。長谷川伸旧蔵書 矢部甚一郎『歌集 雪代集』昭和15年 かぐつち社刊(本郷区根津片町)。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。『新刃名鍛冶番附』安永7年 北奥甚助蔵版 元袋付 刀剣番付 日本刀資料 江戸時代和本 畳物一舗。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層(MRI)写真」です。写本 神武権衝録 慶應6年 江戸時代 神道 神社 仏教 儒教 天皇 真言宗 日本神話 検) 江戸期古書和書古本古文書 NS。
古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層(MRI)写真撮影」をしております。1921年 初拓張猛龍碑 朱印多数 検: 碑帖 拓本 墨拓片 原拓 漢碑刻 法帖 北魏碑 墓誌銘 支那 法書道 善本 篆刻 印譜 唐本漢籍 珂羅版 玻璃版。撮影後、展示のために再表装をしております。近世禅林僧宝伝・3冊/相国寺心華院荻野独園撰/明治23年/荻野独園老師が延宝伝灯録・本朝高僧伝以降の臨済宗の禅僧等の伝記を撰したもの。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste(再剥離用糊)」を使用しているため、自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。HH-5284 ■送料無料■ 掌中官員録 明治8年 陸軍省 海軍省 琉球藩 他 政治家 名録 資料 和書 本 古本 古書 古文書 /くYUら。
国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 八条流馬書 清水忠安謹書 書状 古文書。
一方、欧米では一般的には、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。墨子兵書 全四冊。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。@1926年 絵にしたる歴史の裏 田村孝之介 俳諧 俳文 浮世絵 漫画家 洋画家 大西孝之助 信濃橋洋画所 風景 裸婦 スケッチの技法 永田禎彌。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。[絵本] 太閤記 秀吉公一代記 明治32年 牧金之助★ko2.39。
2・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)の自筆の特定について
自筆の筆者は、書体、書風から京都の公卿によって書かれたものであるはわかっていたが、昭和38年以来、筆者名は特定されていなかった。倭節用悉改袋増字◆古書 全1冊 俟野通尚 西川祐信 法橋西村中和 速水春暁斎 井上治兵衛 東都書林 浪華書林 皇都書林二鳩堂 文政元年-328。その後、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析と並行し、奥書の「宗」の字の下の文字が判読できずにいた。【除籍本/まとめ】樺島石梁遺文 全8巻セット 儒学/久留米藩/著作集/和本/古文本【2211-119】。それが、技術の進歩により「宗」の下の文字が「氏」と判読された結果、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」であることが判明した。写本/「寛政御造営之図」/詳細不明/大久保画本印あり/1冊。
「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、大炊御門宗氏が23歳から31歳までの間に書かれたものと推定されている。近代見聞善悪業報因縁集 2〜5巻 一叢軒露宿集選 ; 採璞校評 三都書林 天明8年(1788)☆和本 亡婦/怨/遊女の霊/殺生の業 B20yn。宗氏は、正二位・内大臣まで昇進したのち、応永28年(1421)47歳で没している。当方、先祖より代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 犬甘多宮 阿部軍兵衛 元文五七月 三重六物目録 古文書。
3・自筆「源氏物語」の旧・所蔵者の特定の経緯について
近衛基熙の旧・所蔵の特定は、「花押」の写真照合技術によるものです。関伝吉編『ころころ雑誌』(4冊)明治12年聚珍社刊(秋田県茶町)明治時代和本 文芸同人誌。アメリカのコンピューターを用い、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析を、花押の照合に応用し、指紋の照合方法と同じ手法により99.9パーセントの確率で特定に至ったものです。◎送料無料◎蔵くら◎ お経 妙法蓮華経 巻第八 お経 仏教 ◎ 210909 M H100 仏壇 骨董 古玩 アンティーク レトロ。
4・近衛基熙(このえもとひろ)について
近衛基熙は、慶安元年(1648年)3月6日、近衛尚嗣(関白・左大臣)の長男として誕生。入江兼通(入江若水)『通俗両国誌』(全二十六巻二十冊揃)享保6年 蓍屋勘兵衛刊 江戸時代和本 中国史 読本 通俗両国志。母は後水尾天皇皇女女二宮。怪文書「田中 犬養両内閣 罪悪一覧表」犬養毅 田中義一 野崎政助 渡辺正雄 選挙妨害 パンフレット【24-0326-8】。実母は近衛家女房(瑤林院)。◆古書◆ 目でみる埼玉百年 埼玉百年記念誌 本 歴史 コレクション 昭和レトロ 昭和46年発行 埼玉県。幼名は多治丸。道教 真経 妙経 肉筆写経 唐本漢籍 漢文 検索⇒古籍善本 支那 敦煌 彫版 刻経 玉扣 木刻本 筒子頁 殿本 書道 宣紙 白棉紙 清朝 経書経 在銘。父、尚嗣が早世し、尚嗣と正室女二宮の間には男子がなかったため、後水尾上皇の命により、近衛家の外にあった基熙が迎えられて上皇の保護下で育てられた。長谷川伸旧蔵書 江風散士『正調安来節の踊り方と唄ひ方』大正10年 奥村久太郎(島根県松江市)民謡 俗謡。承応3年(1654年)12月に元服して正五位下に叙せられ、左近衛権少将となる。写本 喜多川義比口演『有機化学』明治26年 京都府立医学校(現・京都府立医科大学)有機化学講義録 京都府立医科大学附属病院薬剤部長。以後、摂関家の当主として累進し、翌年明暦元年(1655年)従三位に上り公卿に列せられる。菅茶山著 木村渫庵校『筆のすさび』(全4冊揃)安政4年 太田屋六蔵他刊 江戸時代和本。明暦2年(1656年)に権中納言、万治元年(1658年)に権大納言となり、寛文4年(1664年)11月23日には後水尾上皇の皇女常子内親王を正室に賜った。写本『勧殖桑養蚕書外題・豊国書』文政8年 樋口雄貞誌(信濃國松島)江戸時代写本 長野県伊那地方養蚕業。寛文5年(1665年)6月、18歳で内大臣に任じられ、寛文11年(1671年)には右大臣、さらに延宝5年(1677年)に左大臣へ進み、長い時を経て元禄3年(1690年)1月に関白に昇進した。※よろこびの春 宮路吉甫喜寿祝歌集 滋賀県蒲生郡中野村宮路直一(現東近江市) 姉小路良子・宮内省御歌所寄人良大口鯛二・須川信行等。近衛基熙は、寛文5年(1665年)から晩年まで『基熈公記』で知られる日記を書いている
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